林家小館/Lin's kitchen

liyuan2007-12-17



美食会の忘年会。
今回もayaziさんお勧めの店へ。
以前ayaziさんに、美味しいからぜひ食べに行こう!と言われていた「あるもの」を食べに行くことに。


肝心のayaziさんが、お仕事で急遽来れなくなってしまったが、
友人が彼女のブログ北京。おいしい生活。をプリントアウトして持ってきていた(笑)
そのお勧めに沿って、注文。



まずは、蛋酥茉莉花ジャスミンの衣揚げ)。


ほんのりとジャスミンの香りがして、お菓子のような感覚です。
濃い味好きの友人は、塩が足りないとぼやいていましたが、
ジャスミンの香りを舌でも楽しむためには、これくらいの味付けが良いのでは?と私は思いました。



そして、お次は、このページのトップ写真の鮮椒鱸魚(生山椒とスズキ)。
一見、水煮魚のようにも見えますが、こちらは水煮魚ほど油ギッシュでも辛くもないので、あっさりといただけます。
北京では乾燥した山椒を使うことは多いけれど、生山椒はあまり見かけない気がするので、めずらしいのかな。
このお料理は、なかなか好評で、あっという間に無くなった。
糸瓜も入っていて、なかなかおいしかったです。
殆どのテーブルで頼んでいましたよ。



そしてそしてメインディッシュ!!



じゃじゃーん!



なんだか分かりますか!?


今、ほとんどの人が麻婆豆腐!と思いましたね?!



ざんねーん〜。


惜しいけど、違います。



中国語では、麻婆脳花と書きます。



脳!?



そんな事言って〜、驚かして本当は別の食べ物でしょー!?
と思ったそこのアナタ!





残念…でした。






ヒジョウに残念ですが、
なんのひねりもなく
そのまんま
「豚の脳みその麻婆炒め」です。



そうです、本物です。



中国の方は、アレですな。
飛んでるものは飛行機以外、
四足のモノはテーブル以外は何でも食べちゃうと言われているだけあって、
恐ろしいものが、フツーにメニューとして出てきちゃいますな。
しかしあれですな。「無駄なく全てを食べつくす。」
これぞ本当のエコロジーですぞ。(違)



ただでさえ、内臓系の食べ物は苦手なあたくし。
モツ煮込みでさえ、口にしないのに、
こんなもんが食べられるかーーーー!!!


と、内心思っておりましたが、何せ、最近、ブログのネタ不足。
ayaziさんから「豚の脳みその麻婆豆腐」があるよと聞いた瞬間から、
ただただネタ収集がしたいがためだけのために、コイツを写真におさめる機会を狙っておりました(笑)


こうなってくると、アレですな。
ブログを書いている本来の趣旨というものが、分からなくなってきますな。
日々の記録をブログに載せるのではなく、ブログに載せるがために日々の行動を変える…ってな感じになってきており、本末転倒ですな。


って、オヤジ口調になってる場合じゃなくて、
「麻婆脳花」。


写真を撮って終了というわけにも行かず、
とりあえず一口だけ食べてみました。
ものすごーーーい柔らかな絹ごし豆腐のような食感。
トロトロ杏仁豆腐のような食感でしょうか。


周りの麻婆により、脳そのものの味は殆ど分かりません。
ニホイもしません。
友人は、白子のようだといってましたが、私は白子はあまり食さないので、
よくわかりません。


レストランで出されてたら、知らずに美味い美味いと食べちゃっているかもしれないなぁと思いました。
でもよーーーくみると、やっぱりちょっとグロテスクなので、
目をつぶってエイッ!と口に入れてみてください。
新しい世界が広がるかもしれません。




ここのお店、麺専門店「麺酷」の隣にあり、開店当時から存在は知っていましたが、麺酷の兄弟店でしょぉぉ、あんまり興味なーいと思い、一回も来た事がありませんでしたが、なかなか衝撃的なメニューがあり面白かったです。


ま、自主的にまた来るか…?!と聞かれると疑問ですが(笑)
ブログネタには最適です(笑)

フツーの中華じゃ、飽きちゃった人も、ぜひぜひ。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
林家小館/Lin's Kitchen

朝陽区西大望路20号
電話:8777-5855

麺酷と同じ敷地内にあります。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★