油断大敵

ようやく金曜日。
火鍋でも食べて温まりましょう…と友人と食事にいきました。

だいぶ食べた頃に、トイレに立った。
少し高い位置にあるトイレで、階段を2段ほど上がると個室のドアがあった。
用を済ませて、水を流し、出ようと思ったら、思った以上の勢いで水が。


あ、溢れる!?


と、気をとられたその瞬間、目の前の世界が横になった。
なぜか隣の個室の人の足元が目の高さより上に見える。


…そう。
私は、すっかり2段の階段を忘れていた。


足を踏み外し、そのまま床に倒れこんだのだ。


ぐぎっ。


嫌な音がした。


ここ数週間の暴飲暴食で、すっかりリバウンドしてしまった全体重が、
右足首に一気にかかった。


でも、ここはトイレ。
こんなところで倒れているところを誰かに見られては大変…と、
無理やり立ち上がり、手洗い場でしばし動揺を抑える。


足の痛みは、なかなか取れない。
とりあえず、足を引きずりながらみんなの元へ。
トイレで転んだと言ったら、みんなに爆笑され、
しばらく笑いのタネに。
しかしふと足を触ったら、信じられないほど腫れている…。


あちゃー。やっちゃったなぁ。
こりゃ、ただ事じゃないぜ…。
くるぶしがゴルフボール大になっている…。


友人に足を見せたら、すぐに病院に行こうといわれ、
そのまま緊急病院へ。


看護婦さんも医者も、私の足を見るなり、
「うわぁ、腫れてるね!」と。
そして、とりあえず大丈夫だと思うけど、
念のためレントゲンを撮りましょうと。


健康診断以外でレントゲン撮るのなんて小学校1年生か幼稚園の時以来ですよ…。
処置室からレントゲン室までの間、車椅子にも初めて乗りました。


レントゲン技師の先生を、緊急呼び出しをして、待つこと1時間。
もう帰るよと言いにいったが、もうすぐつくからと言われ、
暴れだしそうになる頃に、先生がようやく到着。


ものの5分で終ったレントゲンの診断結果は、骨には異常なし。
取り合えずよかった…。
レントゲンの先生、金曜の夜に呼び出してごめんよ。


日本だったら、湿布張ってくれて、包帯かサポーター巻くだろうけど、
何もなし。
サポーターはいるか?といわれ、湿布はないの?と聞くと、
湿布??そんなものはないといわれました。


えぇー?!と駄々をこねたら、サロメチールの塗り薬を持って来てくれて、診察終了。


あっさりしたもんです。



明日、ゴルフに行っていい?と聞いたら、看護婦と先生に即答で、
「ダメ!!!」と言われました…。
帰りにも「絶対にゴルフなんて行っちゃダメですよ」と念押し。
コレが世に言うドクターストップですな。