阿一鮑魚

liyuan2006-07-28



私が北京で働き始めて丸2年。
両親が初めて娘のいる北京に旅行に来ました。


母は23年ぶり、父は2年ぶりの北京です。
この日は、午後から半休を取り、空港へ出迎えに行きました。
定刻より10分ほど遅れて到着。
手配してあった車で、とりあえずホテルへ移動。
北京は2年ぶりの父も新しい道路が建設されていて、驚いていましたが、23年ぶりの母にとっては、初めての土地と同じくらい面影もなく街の様子が変わってしまっていたようです。


私の勤めている会社に挨拶に行ったり、父が携わっていた会社に挨拶しにいった後は、
秀水市場という大きなマーケットでお土産の下見をして、5星ホテルの中国大飯店でお茶をしました。この日、ホテルとつながっている国貿のショッピングセンターで、カルティエのパーティが行なわれており、ホテルを行き交う人々がみなモデルのように美しい人ばかりで、母がびっくりしていました。


夕食は鮑とフカひれで有名な、「阿一鮑魚」というレストランで、父の後輩で、私が北京でお世話になっている方である、W夫妻を交えてお食事をしました。


鮑、フカひれ、蟹!

お酒は、紹興酒
父とW氏は、昔話に華を咲かせ、私と母とW氏の奥様は美味しいお料理に舌鼓。


なんて豪華なディナーなのでしょう!
実は数日前から胃腸を壊し、絶不調でしたが、
普段めったに食べられないご馳走を目の前にして、食後の胃の痛みを恐れて食べない!なんてことはどーしても出来ず、どーにでもなれ!状態で、すべて頂いてしまいました(笑)
だってだって、美味しいんだもん。


週末は親と中華三昧が約束されていましたが、胃薬片手に、痛みに耐えながらの苦行の旅となったことは言うまでもありません(笑)


父たちをホテルに送り届け、日本から持ってきてもらった雑誌やお土産を抱えて自宅に戻ると、
公寓から大きなケーキが届いていました。
実は午前中に会社のスタッフから抱えきれないほど大きなバラの花束を頂き、夜は豪華ディナーを頂き、部屋にもどれば大きなケーキ。


そうなんです。この日は誕生日でした。
食べきれないので、帰宅後に同じアパートに住む友人たちに来てもらい、みなで12時半過ぎまでお茶を飲みながらおしゃべりをしました。


今年ほどたくさんの方にお祝いしてもらった年はないかもしれません。
それぐらいたくさんの方におめでとうのメッセージをいただきました。
いくつになっても、やはり嬉しいものですね。


中身は20歳くらいから全然成長していない感が否めませんが、年齢に恥じない生き方をしていきたいものです。
いくつになっても輝きを失わないように、いや、ますます輝けるように頑張っていきたいなぁと心に誓った誕生日でした。