圓明園 蓮花祭

liyuan2006-07-29



両親の北京旅行の行程を作るのは、非常に頭が痛かった。
父は在職中は、月に一回のペースで北京に来ていたけれど、母は23年ぶり。
しかも23年前にほとんどの観光地は観光している。
北京の観光は、ほとんど中国悠久の歴史を感じるもの、つまり歴史的なものばかりなので、23年という月日で何かが大きく変わるわけではない。


その上、北京の観光地はどこも修復中。
さらに親からはどこでもいいけど、どこか2〜3箇所観て周りたいというあいまいなリクエスト。
散々悩んだ末に、花好きの母が喜ぶと思って、圓明園に連れて行くことにした。
数年ぶりの蓮花祭が開催されているとニュースでやっていたからだ。


圓明園は、清朝離宮跡がある場所で、清朝文化の結晶の一つなんだそうだ。
パルテノン神殿のような西洋風の宮殿が建っていたのだが、1860年に英仏連合軍により破壊された。遺跡区では、廃墟となった離宮の遺跡を見ることができ、一瞬中国にいることをわすれてしまうような風景だ。


その遺跡区を抜けると、大きな池が広がっている。
その池の水面いっぱいに蓮の花や水連が、咲き誇っている。
44種類もの蓮があるとのことだったが、私の目には2種類くらいしかわからなかった(笑)


サウナの中にいるような、蒸し暑いお天気の中、池の周りを1時間半ちかく散策。
蓮の花はピークを過ぎていたようだけど、それでもまだピンクの美しい花を咲かせており、
のどかで美しい風景だった。


ランチは、香格里拉飯店の中にある「香宮」という広東料理の店で飲茶。
上品な味付けに、両親も大満足でした。
良かったよかった。


その後、シルク専門店に行きました。
念願のシルク布団とシルクの布団カバーを、父が買ってくれました♡
自分で買おうと思っていたので、棚ボタでした(笑)
嬉しかったです。もったいなくて、まだ使っていませんが…。


そして、両親と共に私のアパートへ。
来京前から宴会続きだった父は、さすがに蒸暑い気候の中、2時間近くも歩いたので疲労困憊の様子だったので、少し休むように促すと、そのまま2時間くらい寝てしまいました。
その間に、私と母は、近所にあるマーケットへ行き、レスポのニセモノのバックを購入。
そして母が韓国人アーティストのCDが欲しいというので、買いに行きました。
なぜ中国に来てまで、韓国人アーティストなのかねぇと内心思いつつ(笑)


夜は、近所の四川料理屋に行きました。
私自身が胃の調子が良くないのもあり、あまり辛くないメニューをセレクト。
麻婆豆腐の豆腐が柔らかくてとっても美味しいと両親ともに絶賛でした。
これまた一安心です。


明日は、万里の長城です。