香港マカオ旅行 2日目
睡眠時間3時間弱にて、起床時間。
窓の向こうから聞こえてくるのは…、雷!?
そうなんです。
この日、朝6時の時点で、香港は雷雨。
それでもマカオに行くよと言い張るYさんに、
雷嫌いのワタクシは、ぜーーったいに嫌だ!!!
こんな時に何も外に出ることないよ。
ショッピングセンターで買い物しようと、布団の中にもぐりこむ。
が、そんな抵抗もむなしく、
とりあえず朝食を食べに行こうとYさんにたたき起こされ、
渋々準備を始める。
雨がだんだん激しくなる。
雷もビカビカドンドン鳴っている。
ホテルのコンシェルジュに、タクシーを頼むが、
こんな雨の日はタクシーも捕まりづらいらしい。
どこに行くんだ?と聞かれ、マカオと答えたら、
真剣な顔で止められた。
仕方なく、ホテルの外でタバコを吸うYさんと、
どうしようか?と相談していたら、
今度はポーターさんまでやってきて、
「すごい雨だから、お部屋に戻って、待機してください。」と…。
どうやら、かなり大変な事態なようで…。
仕方ないので、ホテルの朝食会場で、朝食を取る。
ホテル代を浮かせるために、朝食なしにしていたのが悔やまれる。
別料金で90香港ドルも取られた…うーん、納得いかん。
ブラックレイン(黒色豪雨警報)
実は、この日の雨は、100年に一度といわれるほどの、
激しい豪雨だったようです。
香港には、豪雨警報が、イエロー、レッド、ブラックと3段階あり、
ブラックは一時間に70ミリを超える雨量があると、発令されるそうですが、
数年に1回程度しかないとのこと。
ブラックレインが発令されると、学校や企業、公共交通機関はストップします。
危ないから、家から出るなって事ですね。
台風のシグナル8に相当するのだそうです。
今回のは、何せ100年に一度の豪雨というだけあって、ものの数十分の間に、
ホテルの前の道路は茶色い川となり、路面に面しているお店は浸水していました…。
さすがにその状況をみて、こりゃー、ただ事じゃないとやっと分かった私たちは、部屋に戻り待機。
テレビをつけると、画面の右上に黒い雨マークが出ていました。
警報発令中は、テレビ画面にこれがでるのだそうです。
いくら雨女とはいえ、ここまでの豪雨を降らせるなんて、
アタシの雨女レベルもたいしたものです。
って、笑い事じゃありませんが…。
お昼過ぎ、ようやく雨が小康状態になり、
テレビ画面の警報がイエローになったので、
出かけてみるか…と外に出たら。
水は引いてましたが、ドロドロでした。
地下鉄の駅は、雨漏りしており大変なことになってるし…。
マカオ行きの高速フェリーは運航しているようなので、
午後からマカオに行くことになり、
時間まで上環の辺りをウロウロと歩いていたら。
冠水してました。
大人の膝くらいまで水がたまってました。
お店の商品、ボロボロだろうなぁ…
マカオ
いよいよマカオへ。
船で1時間くらいかかります。
思ったよりは揺れなくて、快適でしたが、
窓の外は灰色の雲。
何も見えません…
ようやく到着したマカオは、なーんと雨…。
とりあえず市内中心部まで行くというバスにのる。
セナド広場前でバスを降りたら、どしゃ降り。
雷も鳴ってるし…。
それでもポルトガル情緒たっぷりの素敵な建物が建ち並ぶ広場を歩き、
マカオの代表的な場所「聖ポール天主堂」を目指すことに。
雨の中の外出は大嫌いな上に、
雷までなっており、逃げ出したい気持ちでいっぱいの観光デス(笑)
雨が激しくなってきて、
とりあえず、聖ドミンゴ教会に逃げ込む。
ガイドブックによるとこの教会は、薔薇の聖母子像が有名なのだそうですよ。
改修工事が終ったばかりのようで、なかなか素敵な教会でした。
聖堂では、クリスチャンのおばあさんたちが、祈りを捧げていて、
神聖な雰囲気が漂っていました。
雨は次第に激しくなり、雨宿りもかねて中にある資料館も見学。
雨が小降りになったころを見計らって、聖ポール天主堂跡に向かって歩き始めるが、再びドッヒャーと雨が降ってくる…
こんなひどい雨の中を歩いたのは久しぶりでした。
道すがらのお土産物屋さんで、雨宿りをしつつやっとのことで、
聖ポール天主堂跡に到着。
晴れてたら、10分くらいでたどり着くところを雨宿りも入れると、1時間近くかかりました。
こんなに小さかったっけ…というのが、正直な感想。
子供の頃に一度見に来ているが、もっとおっきかった印象があったのになぁ。
帰りに、雨宿りをかねて、お土産を大量購入し、
ついでにサンダルもGET!
これで雨の中も足元を気にせず歩けます。
でもなぜか、2足も買ってしまいました(笑)
マカオが発祥の地と言われている、エッグタルト。
焼きたて、美味しかったですよー。
1人でお散歩
香港のフェリー到着ターミナルで、Yさんのお友達I氏と合流。
3週間前に香港に赴任になったばかりだそうです。
マカオで食べるはずの夕食が、時間がなくて食べられなかったので、
香港に戻ってから、ガイドブックに載っているお店「常満粥麺小厨」に行って、麺を食べました。
「店内の様子」
「汁なし麺。スープが別についてきて、
お店の人曰く、別々に食べてもいいし、
かけて食べても良いよとの事。」
その後、2人は飲みに行くというので、疲れが出た私は先にホテルに戻ることに。
上環から、セントラルまで歩こうと思ったら、その先まで歩いてしまいました。
昔、父が働いていた会社が入っていたビルが残っていました。
ちょっぴり感動の再会。
ビクトリア湾での花火大会は、ここの丸い窓から見せてもらったなー。
懐かしかったです。
しかし、夜のセントラルから金鐘駅までの道は、人通りが少なくて結構怖かったです。
地下鉄乗り場がなかなか見つからず、泣きそうになりながらトボトボ歩いてたら、ようやく入口発見して、思わずやったー!と声に出してしまいました(笑)
それにしても、長い1日でした。