黄金の並木道

今年も銀杏並木を観にいきました。
私が北京に来てから毎年行く場所の１つです。
北京の西側の釣魚台国賓館という国賓をもてなす場所のすぐ脇にあるこの銀杏並木道。

毎年この時期になると、黄葉が美しく隠れた名所でした。
そう、去年までは…。

西陽を浴びて、イチョウの黄色がまぶしくキラキラと輝いていました。
美しいなぁ…と見上げ、ふと視線を戻すと…。
そこは、人・人・人…。
みな柵を乗り越え、わんさかと入ってきてました。

静かな雰囲気が好きだったのですが、
なんだか私だけの秘密の宝物をみんなに知られてしまったような、
そんな寂しさをちょぴり感じました…。

北京一美味しい海碗居のジャージャー麺と北京料理を頂いたあと、
お散歩がてら歩いて釣魚台まで移動し、銀杏並木の黄葉を鑑賞という黄金パターン。

海碗居のジャージャー麺は相変わらず美味でした。

「海碗居の前菜。茄泥、麻豆腐、芥沫白菜」
（ジャージャー麺の写真を撮るのを忘れてしまいました…）

釣魚台の近くの小さな公園を通りかかると、
なにやら中国楽器の音が。
近づいてみると、老人会の方たちが、プチ演奏会をやっていました。
おじいさんたちの演奏にあわせて、おばさんが、京劇の歌を朗々と歌い上げていました。
その気持ちよさそうなこと。
私たちが、ずっと聴き入っていたら、先に歌ったおばさんが
話しかけてきました。
人懐っこい、とっても感じの良いおばさんでした。
なんだかこういうのんびりとしたひと時っていいですね。

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海碗居　老北京炸醤面大王
海淀区増光路総店
電話：8837-4993
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