砂嵐in 天津

liyuan2007-04-01


午前中にSさんのアパートにお邪魔する。
Sさんが煮たという大豆がとっても美味しくて、箸が止まらない…(笑)
圧力鍋で煮たのだそうだ。


昼前に、五大道という旧租界地を観光することに。
Sさんはこの五大道のすぐ近くに住んでいる。


私たちは、馬車にのって旧租界地を30分ちかく観光した。
春の穏やかな日差しのなか、洋館が立ち並ぶ街並みを馬車のゆったりとしたスピードで、通り抜けるのはとても気持ちが良かった。


なんだかヒューグラントがその辺のアパートから出てきそうな感じだね…とつぶやいたら、北京のM がすぐに「ノッティンヒルの恋人!」と分かってくれた。
そしたらSさんが「この辺りは旧イギリス租界地なのよ」と教えてくださった。
どうりで。映画の雰囲気に似ているかんじがしたわけだ。
まぁ、ヒューグラントは出てこなかったけど(笑)


お昼は、老師の教え子であるYさんに私たちまでごちそうになってしまった。
古い洋館を改築してレストランにしたところで、雰囲気のあるレストランで、上品な杭州料理がだった。


この3日間、食い倒れグルメツアーと言っていいほど良く食べた。


午後になって、風が急に強くなって、砂嵐に襲われた。
自転車に乗ってる女性が、真っ赤は顔をしていたので、ギョッとしたら、
なんと埃よけにスカーフを巻いていた…。
これが良く見ると、みんなやってる!
赤、黄色、黒、ピンク、しまいにはヒョウ柄まで…(笑)


砂嵐の中を行く覆面隊…


Z老師も天津在住時代は、やっていたのだそうだ!
本当に埃はいらないの?と老師にきいたら、そりゃつけてるのとつけてないのとは違うわよとおっしゃっていた。
でも、どう考えても前が見づらいと思うんですが…。


北京に戻るバス乗り場まで、老師をはじめみんながお見送りに来てくれたが、
激しい砂嵐に引き裂かれるようにお別れした。


バス乗り場の近くで、天津名物「小宝栗子」(天津あまぐり)を買った。
出来立てでほっかほかだった。


帰りのバスは、2時間強で北京空港に到着。
北京のMとずっと話していたら、あっという間に到着した。