成都/楽山/峨眉山とパンダの旅 2日目
この日は、同僚が「ガンダムみたい」と言っていた、世界最大の石仏である楽山大仏を見に行きました。
楽山大仏は、岸壁に掘られた世界最大の石刻座仏で、世界遺産に登録されている。
高さ71m、肩幅28m、頭部の直径10mという巨大な大仏で、今から約1200年前に、岷江の氾濫を沈めるために90年の歳月をかけて造られたそうだ。
この大仏、大きすぎて岸からでは全貌を見られない・・・ということで、遊覧船にのって見に行きました。
岸壁に、隠れるように鎮座されていたのが、じゃじゃーん!
ガンダム!!!…もとい、楽山大仏。
手前の人と較べてたいただければ、分かると思いますが、とにかく大きい。
でも、なんだか首が太くてあまり美しくはないな・・・。
遊覧船は、正面でしばし写真タイムのために止まってくれました。
こちらは、山自体が、涅槃仏に見えるというもの。
塔がビミョウな位置に立っているのが、気になり友人と爆笑。
後日、上司も同じ事を言ってたので、私たちだけがそう見えるわけではなさそうですが。
閑話休題。
楽山大仏の全体像を拝んだ後は、徒歩にて大仏のそばまで行くことに。
遊歩道のところどころに、背中にかごをしょった石像が置いてあり、何かな!?と思ったら、なんとゴミ箱でした。かわいいなぁ。
この日は春節の休暇中。
観光客とあわせて、地元の人たちが初詣にやってきているとかで、
大仏の足元まで行くには、3時間待ち…の大行列。
せっかく楽山まできたんだから、と私たちも並ぶことに。
警備に当たる警察が、たくさん出動して、列を乱さないように管理していました。
30分ほど並ぶと、ようやく大仏の頭のてっぺんの近くまでたどり着きました。
大仏の頭のグリグリをこんな間近で見ることもめったにないので、ちょっとめずらしいですね。
近くで見ると、カタツムリがたくさんくっついているみたいですね。
耳たぶもすごく大きくてびっくりです。
耳たぶが大きい人はお金がたまると母がよく言ってましたが、さすが大仏さんです。
さて、ウネウネと長〜い行列にきっちり3時間並び、飽きて疲れ果てた頃に、ようやく大仏の近くの岸壁を下る道に差し掛かりました。
大仏の顔が、異常にでかい!
左側は崖。
右側は岩という人一人がやっと通れるくらいの狭くて急な階段を下りなくてはならず、ちょっと怖い。
岩には、無数の仏様が彫ってあったが、文革の影響か、顔が全て削り取られていました。
大仏の足元にようやく到着。
船から見るより、足元から見上げる大仏は迫力があるけど、でも3時間も並んでみるものでもないかな・・・と。
ガイドがお賽銭をして、しっかりお参りしていたので、私たちもその後ろで、手を合わせて、初詣をしました。
いい一年になりますように・・・。