北京マラソン大会

liyuan2006-10-15



北京マラソン大会がありました。
朝6時にホテルに集合なので、4時起き。なんだかイベントって感じがしてワクワクします。
ホテルのロビーで、有森選手と再会。と言っても、たくさん人がいたので、きちんとご挨拶は出来ませんでしたが。昨年の大連でお会いしてから、約1年ぶりの再会。
相変わらずステキでした。お客様にはもちろんのこと、我々スタッフにもとても感じのよい方です。


昨年はスタッフとしてアサインされてなかったので、スタート地点には行けなかったのですが、今年はスタート地点に行くことが出来ました。
TBSの中継車が入ってたので、カメラの前を横切って、日本にいる両親に元気でいることをアピールしようかとも思いましたが、大人気ないのでやめました(笑)


一昨年のスタート時の天安門広場は、ものすごく寒かったのですが、今年は思ったより寒くなくて一安心。
スタートまで1時間近く天安門広場で立っていましたが、寒さに凍えることはありませんでした。


少し時間があったので、スタート地点と反対側をお散歩していたら、なんと1週間前に来た時には人でごった返していた天安門広場に誰もいないという現象を発見。
大急ぎでシャッターを押しました。こんな写真、かなり貴重です(笑)

天安門広場を独占」



「ミニポタラ宮とウォーミングアップをするランナー」


ポタラ宮も今回は一人でゆっくり観賞することが出来ました。
ハリボテだけど、意外とよく出来てました。


そうこうしているうちに、スタートの時間が迫ってきました。
スタート地点は、押すな押すなの大混乱。
一般ランナーの最前列に並んでた人は、後からどんどん押されるので、横の人と腕を組んで防御しています。あれじゃあ、走る前から体力使っちゃうよなぁ…。


男子の招待選手のスタートはうまくいったのですが、女子の招待選手のスタートは、合図がなる前にスタートしてしまうというハプニングが…。
こんな状態で、オリンピック大丈夫なのでしょうか。
とにもかくにも、どどどーーっと選手が走り抜けて行きました。

「国旗を持った集団」


私は、フルマラソンのゴール地点が担当だったので、車でゴール地点へ移動。
お客様の車の駐車位置の調整や、トイレの場所やゴール地点からの導線などを確認している内に、男子のトップの選手がゴールイン。

早い方はトップ選手と20〜30分遅れでゴールし始めるので、ゴール地点でスタンバイしていると、私たちのお客様のトップの方がゴールイン。
早っ!


ゴールした人に配るタオルや水などを配布する場所で、立ってたのですが中国側のスタッフがとても高圧的で、ちょっとひいてしまいました。
「立ち止まるな。」
「一人1個!!前に進んで!!!」
「そこ!2個持っていくなと言っただろ!」
などと、積み上げられたダンボールの上にだらしなく座りながら、拡声器でフルマラソンを走りきったランナーに向かって怒鳴っている。
確かに、一人で2個も3個もタオルなどを持っていってしまう人が散見されたけど、なんだかちょっと違うんじゃないかなぁ…と思いながら見ていました。



ウチのお客様は、全員怪我がなく一安心。
みんなフル走ってきてるのに、とっても元気で、びっくりしました。
お客様の目印となっていたピカチュウ風船を持って立っていたら、お客様の方から、
「あー、いたいた!ゴールしたよー!どっちに行けばいい?」と笑顔で話しかけてきてくれました。
「ずっとここで立ってるんですか?大変ですねぇ…」とねぎらってくれる方まで。
いやいや、そちらは走ってるのですからもっと大変ですよねぇ…と内心思いつつ(笑)


やっぱりこういうイベントのお手伝いは、直接お客様と触れ合えるので楽しいですね。
お客様の笑顔を見ると、こちらまで元気になってきます。
全員のお客様をピックアップして、我々の仕事も終了。


久々に現場に出て、とっても疲れたけど楽しかったです。