映画「春の雪」

原作：三島由紀夫
監督：行定勲
主演：妻夫木聡、竹内結子

「手に触れた瞬間に溶けてしまう、春の雪のように二人の愛も消えてしまうのだろうか？」

というキャッチフレーズと、美しい二人の写真に魅かれて、ずっと観たいと思っていた映画。
あまりにもパッケージの写真が美しくて（上の写真）、しばらく飾り棚に飾っていました。

映画の感想は、原作を読んでいないせいか、いまいち内容を理解出来ないまま話が進んでゆき、気がついたら終っていました…。
妻夫木くんの演じたきよ様には全然感情移入できないし、なぜ彼がそういう態度を取るのかも理解できず…。私の読解力不足かもしれませんが…。
フランス映画を観ているような、感覚になりました。

大正時代の華族社会を描いており、映像も美しく、衣装もステキでしたが。
竹内結子の美しさには息を呑むほどでした。

余談ですが、映画の撮影が、香川の栗林公園で行なわれたそうで、香川出身の友人が懐かしい！と騒いでいました(笑)