剣道

liyuan2006-06-24


夕方から北京日本人学校の体育館へ行ってきました。
ここで毎週、剣道同好会の練習が行われているそうです。
今回は、友人の付き合いで見学に行ってきました。


体育館に近づくと、竹刀がぶつかる音が聞こえてきます。
懐かしい!
一瞬にして、高校時代にタイムスリップしてしまいました。
胴着を着て部室から体育館へ歩く自分。
防具をつけた感覚、キレイに技が決まったときの快感、小手や面を打たれた痛み、防具の臭い。
次々と十数年前のすっかり忘れていた感覚が、蘇ってきます。


実は私、小学校低学年の頃と高校時代にちょっとだけ剣道をやっていたのです。
海外で育った私に、母が日本の伝統文化を学ぶためにと通わせたのがきっかけだったように思います。高校時代もその流れで、なんとなく剣道部に所属していました。
この「なんとなく」というのがポイントで、なんとなく所属していただけなので、ちっとも上達せず、高校3年間でやっとこさ初段をとれたという程度のレベル。


今回見学した北京の剣道同好会の方々は、みなさん超レベルが高い!
横で練習していた小学生までもが、上手い。

練習の様子や、紅白対抗試合、最後の自由稽古、かかり稽古など、1時間半くらい見学させてもらいましたが、あまりのレベルの高さに、ただただ驚くばかり。
入会します!とは口が裂けてもいえませんでした(笑)
高校時代にもっと真剣に練習していればよかったなぁと、今更ですが。


でも久々に、剣道している人たちを見て、ちょっとやってみたくなりました。
初心者用のコースとか作ってくれないかなぁ(笑)


礼に始まり礼に終る。
やっぱり日本の武道は、緊張感があって背筋が伸びる思いがしました。
小学生や中国人の方も練習をしていて、日本の伝統文化を彼らが引き継いでくれてることが、少し嬉しくもありました。