天安門登城!

liyuan2006-06-01



北京に戻って翌日から早速、仕事で天安門故宮に行ってきました。
この日は、最高気温が32度。
さすがに疲労困憊です。


天安門広場を縦断し、天安門に初めて登りました。
天安門広場は何回も行ってるのですが、門に登るのは初めてでした。
広場の大きさを実感します。広場にいる人が米粒みたい!
思わず、毛沢東の気分になって手を振ってしまいました(笑)

天安門からの眺め」



故宮は、一番短いコースでも、見学に最低1時間は掛かります。
しかもほとんど、日陰がない…。
この日、帽子も日傘も持たなかった私には、相当ハードでした。
上からは、太陽の日差しが容赦なく照りつけ、足元は石なので、相当疲れる。
夏の観光は、お年寄りや子供は相当大変だなぁ…。


しかし、故宮も仕事で飽きるほど行っていますが、詳しいガイドさんがついてくれると、故宮の楽しみ方が全然変わってくるのだと言うことに、気がつきました。
今回のガイドさんは、とっても詳しくて(たぶん自分で相当勉強していると思います)何度も故宮に行ってる私でも新鮮な発見がいくつもありました。


ちなみに、故宮は今、大修復の最中です。


せっかく故宮に来たのに、修復中なんてお客様はかわいそうだねと話していたら、ガイドさんが「故宮の修復している様子はあと今後100年は見られません。とっても貴重な様子を見れて、お客様はラッキーですね」と言ってました。


今、北京はオリンピックにむけて、どこもかしこも観光地は修復作業に入っています。そんなに一気にやらなくても…と思うのですが、何せあと2年しかないので、必死です。
だから、旅行屋としてはちょっと心苦しい。
もしかしたら一生に一度の北京旅行かもしれないお客様に、どこもかしこも修復中なんてあまりにも申し訳ない…そう思っていました。


でも、なんでもポジティブに考えれば、マイナスの要素もプラスになる。
お客様もガイドさんからこういう風に案内してもらえれば、残念!という思い出よりも、ラッキーだったと思える。
ガイドさんのテクニック一つで、旅の印象って大きく変わるんですよね。


体力的には、限界に近かったけど、学ぶことの多い研修でした。