雲南の旅③〜麗江編〜
ホテルを朝9時に出発。
今日はガイドさんなしで、麗江までの約200kmを車で移動。2時間半くらいのドライブです。
運転手は、私が中国語を多少話せると知り、何かと声を掛けてくれるのだけど、話が続かず…。途中から、運転手はどこかに電話を掛け始め、大理に到着するまでほぼずっと電話をしていました。怖いっちゅーの!
そして、道中トイレ休憩を兼ねて、お土産物屋さんへ。
てか、昨日と同じ玉の店。もう買わないってば!
しかし、今日は旧正月の元旦(初一:chu yi)なので、客を連れて行くだけで、50元もらえたとドライバーさんは嬉しそうに報告してくれました…。
予定より少し早く麗江*1に到着。
今日は、麗江古城内の「古城客桟3星ホテル」に泊まるので、まずチェックイン。
白族の家*2をホテルに改装したところで、3星とはいえユースに毛が生えたような感じ。
しかし、古城内散策するにはもって来いの場所なので、結果的にはここのホテルにして正解だった。
昼食をとった後、いよいよ四方街(麗江古城)の散策。
旧市街地と聞いていたので、古い民家が立ち並ぶ町を想像していたのですが、かなり観光地化されていてびっくりしました。
古い民家を改築し、お土産屋さんがずらーーっと立ち並び、カフェ街までできている。
まるで、テーマパークにいるかのようです。少数民族が暮らす町なんじゃないのーー!?
ってかなりびっくりしました。
「メインの大通り。両側には店舗が立ち並ぶ」
「ちょっと小道に入った感じ。ナシ族の民族衣装を着たおばあさんの後ろ姿」
「青空と白い壁のコントラストがステキです。屋根の上の飾りもかわいい」
ちなみに、麗江古城で多いものベスト3は、「客桟(ユースホステル)」「橋」「おみやげ物屋(銀製品の店)」だそうです。
本当に、どこの小道に入っても、客桟がありました。
これじゃあ平遥のほうがずっと味わいがあって、いいじゃないか!と内心がっかりでした。
ちなみに。平遥は城壁で囲まれた古い町ですが、麗江は城壁がありません。
なぜかというと、明の時代にこの地域を支配した木氏土司*3は、自分の名前が「木」だから町を城壁で囲ってしまうと「困」になってしまい縁起が悪いと考え、城壁を築かなかったためだと言われているそうです。(地球の歩き方より)
なかなか面白いエピソードです。
「百歳坊銀器店…看板の漢字の上の白い絵はトンパ文字*4です。」
とりあえず、四方街という中心の広場に行き、一番有名だという銀製品のお店を覗いてみることに。
思ったより安いです。ここで、ペンダントヘッドや腕輪を購入しました。
そして、よくガイドブックなどでみる灰色の屋根がズラーッと連なってるところが観たいと言って、古城の西南の端にある獅子山の上にある「萬古楼」へ。
5階くらいの塔が建っていて、その上からの見晴らしは絶景です。
「新市街と玉龍雪山」
「旧市街」
ちなみに、この塔に登らなくても、屋根が連なる様子は見れます。(右上の写真)
どちらかというと、登らない方が迫力があってよい感じです。
「三眼井*5」
以前、NHKの「世界ふれあい街歩き*6」という番組で、麗江を紹介していた時に、この三眼井を見て、ぜひ実際に見てみたかったので、ガイドさんにお願いして連れて行ってもらいました。ちなみに、麗江古城内には、この三眼井は3箇所あるそうで、その全てを訪ね歩きました!
歩きまわったので、お茶したいと言ったら、お茶屋さん(試飲付)に連れて行かれました_| ̄|○
いや、間違ってはいないけど…。美味しいプーアル茶を頂きましたが、結局購入はしませんでした。
夕食は、前日までと似たようなメニューで飽きてしまい、ほとんど食べず。
一旦宿に戻り、ガイドさんと別れた後に、友人と二人で夜の古城を散策することに。
「夜の麗江古城。店先の提燈に灯が灯り、家自体もライトアップされていて幻想的です。」
フラフラと横道に入ってあるいていたら、黄山公園にたどり着きました。
ライトアップされた古城は幻想的で美しい。
またこの日は、旧正月の元日でしたので、打ち上げ花火が上がっていました。
夜の散策の後は、雑誌などでも度々紹介されている、「SAKURA CAFE」でブレイク。
夕食が美味しくなかったのと、中華以外のものが食べたくなっていたので、ここで、アイスコーヒーとオーストラリアピザ(?)を注文。
店内のBGMのボリュームがあまりにも大きくて、不快指数が上がりまくりでしたが、
ピザは美味しかった!中華三昧だったので、ホッとする味です。
それにしても、午後からずーーっと歩きっぱなし。
しかも古城内は石畳なので、結構足首と膝に来ました…。
明日は、玉龍雪山と、束河古城です。