新年会兼忘年会 第一弾!

liyuan2006-01-13


日本人にとっては、新年会シーズン。
中国人にとっては、忘年会シーズンの到来です。


というわけで、取引先などの新年会兼忘年会が連日のように開催されます(^_^;)
今日は第一弾!
北京ダックで地元の方たちに大人気の「香満楼」という中華料理の店に行ってきました。いついっても連日地元の人たちが大行列をしています。


12名ではちょっと小さめの円卓の上に、料理がところ狭しと次々と重ねられていきます。
中国では、食べきれないほどのご馳走でお客様をもてなすという習慣があるので、それこそ、これでもか!という勢いで、皿が重ねられていくのです。
今日はうちの会社がホスト側だったので、お料理を頼むのにちょっと苦労しました。
でも、なかなか豪華な料理が並びましたよー。


「写真手前の魚は、桂魚。揚げてあるので、臭みもなく美味しくいただけました。
 一番奥のカニ料理は、みんなに大好評でした!」



そして、右上の写真!
これが、噂の白酒(bai jiu)です。銘柄はたくさんありますが、今日の「京酒」は初めて頂きました。38度と白酒にしては、アルコール度が低めです。
香りが他の銘柄よりちょっと強い感じがしました(>_<)
この38度の白酒を、みなで乾杯しながら小さなグラスでクイッと一気に飲み干します。

直接グラスをカチンと合わせるときは、相手が目上の人やお客様の時は、尊敬を表すためにグラスを相手のグラスより少し低めに乾杯する習慣があります。
また、円卓などで全員と乾杯できない時は、テーブルの上のターンテーブル(ガラス製が多い)でグラスをコンコンコンと叩き、乾杯の代わりにします。大勢でやると結構大きな音がします。


そして、何か理由を見つけては、みんなで一気をしまくります。
「健康のために」「両社の発展のために」とかそういう堅苦しいのは最初だけ。
あとは、飲むために?理由を見つけては乾杯している感じです。
コレで、勢いに乗せられて次々に飲み干すと痛い目にあってしまうのですねぇ。
なにせ、アルコール度は、低いモノで38度〜、高いモノは60度もありますから。



何度飲んでもこの白酒だけは、好きになれません。
匂いも味も好きくない。
まぁ、中国では酒は一気に飲むモノという観念があるようですから、(先日の清酒だけでなく、ワインも同じデス…)ことにこの白酒については味わう必要はないのかもしれません。
一種の苦行のような感じに近い感覚です。
しかし、中国では昔からこの方法で、酒を酌み交わしながら友好を深め合ってきたのです。
だから、中国でビジネスをするには、避けて通れないモノなんですね。





宴会の後は、昨年一緒に旅をしてきた先輩のYさんと北京にある隠れ家的なBARで、久々にゆっくり飲みました。日本人のオーナーと日本人のバーテンダーがいる店です。
落ち着いていて、ゆっくり語れる店ですが、今日は白酒を少し飲んだ後だったせいか、なんだかお酒の味がよく分かりませんでした…(>_<)