ロングバケーション


96年放送のドラマ『ロングバケーション』のDVDを観た。
もう10年近くも前のドラマだ。

ロングバケーション [DVD]

脚本:北川悦吏子
出演:木村拓哉山口智子竹野内豊稲森いずみ、りょう、松たか子、他。
主題歌:「LA・LA・LA・LOVE SONG」(久保田利伸/ナオミキャンベル)


ピアニストの瀬名(キムタク)と、年上の売れないモデル(山口智子)が、ひょんなことから同居することになり、やがて二人は惹かれあうのだけど、素直になれず…。
その辺のもどかしさが、切なくもあり苦しくもあり、山口智子のオーバーな演技にちょっと引いてしまいながらも、結局最後まで観てしまった。

脇を固めた出演者の個性も際立っていた。
主演のキムタクより、共演の竹野内豊演じる「アニマル真二」。当時、まだそんなに有名じゃなかった竹野内だったが、誰?あのワイルドでかっこいい人!と友人と盛り上がった。
ほんとに存在感があって、完全に主役を食っていた。今見てもやっぱりカッコイイ。
稲森いずみのすっとんきょうだけど、ほんわかしていて和ませてくれる役どころも、今となっては貴重な映像だ。



地雷踏んだ?ってセリフも当時は、大流行だった。(いまだに使っている)


ふと南ちゃん(山口智子)の目線でドラマを観ている自分に気がついた。
10年たって、私は南ちゃんと同じ歳になっていたのだ。
当時7つ年上の女性に恋をする設定に納得できない!なんて思っていたのに、その設定に違和感を感じることもなく、南ちゃんの気持ちの動きが手に取るようにわかる自分がいて、改めて10年という年月の流れを感じた。


「何をやっても上手くいかないときは、長いお休みだと思って、ゆっくり、のんびり、すればいいんだよ。」

そう言って、瀬名くんは南ちゃんを励ましていました。
私の長いお休みは、一体いつになったら終るのだろう??



それにしても、たまには懐かしいドラマをみるのもいいもんだなぁと感じた週末でした。