わたし革命
日本では、Qちゃんの復活がニュースになっていたようですが。
先日お会いした有森選手のエッセーをお借りし、2時間くらいで一気に読んでしまいました。
- 作者: 有森裕子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/11/07
- メディア: 単行本
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内容は、彼女の生い立ちと、オリンピックで2つメダルを獲るまでの心の葛藤、そして結婚に至るまでの過程、例の騒動の真相等が書かれていました。
素質のない人でも人一倍努力し続ければ、いつかは花が咲く。
彼女は、身体的にはランナーとしての素質はないのだそうです。
でも、走ることが自分を表現することだから。そう思ってひたすら努力してきたそうです。
成績の出せないことで、悔しい思いも何度もした。でもそこで逃げ出さないで、投げ出さないで、ひたすら走ることを続けてきた。
継続は力なり。
小学校の時の先生に口すっぱく言われた言葉。
彼女のエッセイを読んでいて、この言葉の意味を教えられた気がします。
飽きっぽくてすぐ投げ出しちゃう自分には、何があるのだろう?
自分を表現できることってなんだろう?
一生懸命頑張れることってなんだろう?
考えさせられる一冊でした。