打合せ、打合せ、作業…。

スイスホテルからの眺望


朝目覚めて、カーテンを開けたら!いいお天気。
大連港が見渡せた。あー、ハーバービューだったのねん。

朝食は、ビュッフェ。和洋中と揃っているが、品数が少なく、サラダ以外の野菜類も少ない気がする。仕方がないので、コーヒーとパンをかじる。

午前中は、ホテルのロビーで打合せ。それと、大会事務局に挨拶に伺う。外は意外と寒い。


ホテルに戻り、再び打合せ。パーティのメニュー確認。
天鵝蛋(tian e dan )というのを、「白鳥の卵」と訳しており、なんか引っかかる。
何とはなしに、「白鳥の卵」ってなんですかね?と聞いたら、ホテルの営業担当者も、中国語を英訳したものを見て、日本語に訳したのだけど、良く分からないという。
しかし、白鳥の卵を食べるなんて、聞いたことがないし…。と思い、辞書で調べるが出てこない。
同席していた旅行社のL部長に聞いてみたら、「それはハマグリです。」と。
なーんだ、そうだよね。それにしても、確認してよかった…。
白鳥の卵なんて食べないよねぇ。

でも、辞書でハマグリと引くと、別の漢字が出てくるので、おかしいとか言いながら、ワイワイやっていたら、ついに料理長も登場。
結局、「白鳥の卵」でないことは、確かで、「貝類」であることも確かだということ。
ハマグリにそっくりな貝類だけど、厳密に言うとハマグリでは、ないらしい。
部長がお客様に通訳する時は、いつもハマグリと訳すと言っていたので、結局ハマグリと記載することにした。



昼食をホテル内の和食で済ませ、マラソン大会のゴール地点の下見に行こうとしたら、ちょうど日本からの出張者が到着したので、合流。
車でゴール地点に向かう。中には入れないというので、周りだけ下見をして、30日の動きを確認。スタジアムを一周していると、なんと反対側の入口が空いていたので、スタジアムの中まで下見が出来た。うーん、こんなずさんな管理でいいのか…?



ホテルに戻り、カフェで全体打合せ。日本からの出張者へこれまでの流れを説明し、明日からの動きなどを確認。


夕方に北京から到着する社長を出迎えに、私とL部長は大連空港へ。
空港に到着すると社長の乗った便はまだ北京を飛び立っていなかった…。
大連-北京線はいつも遅れるのだそうだ。
仕方ないので、空港内の喫茶店ジャスミン茶を飲みながら、部長とたわいのない話をしながら待つ。
彼女の日本語は、本当にきれいだ。
大連は、市が日本語教育に力を入れていると聞いていたが、今回、私が大連で会ったL部長をはじめ、彼女の下で働くガイドさんたちも、中国人がしゃべる日本語の独特のクセがあまりなく、とてもわかり安くきれいな日本語をしゃべる。なので、話していて全然疲れない。



社長の乗った便は、1時間遅れで大連に到着。ホテルへ戻る。
社長がチェックインした後、私は会議室で、作業をしているメンバーと合流。
明日の壮行会で、有森選手がお客様へ渡すゼッケンの袋詰め作業、大会が用意したTシャツやパンフレットなどの袋詰め作業、コースごとの仕分け等、ひたすら作業を行なう。




午後8時半、ようやく作業が全て終了し、社長と共に大連名物「シャブシャブ」を食べに行く。
野力(ye li)」というお店で、地元の人に大人気の店。
個人鍋で、スープの辛さを選べる。私は、辛くない普通のスープを選択。
牛肉、活エビ、きくらげ、海鮮団子、野菜、きのこ、水晶粉(マロニー)などを入れて食べる。
タレが美味しい。おそらくこの店秘伝(?)醤油ダレだ。
北京では胡麻ダレが多く、個人的には胡麻ダレが好きだったのだけど、この店の醤油ダレは、本当に美味しい。
最後に、小さな水餃子と、手打ち麺を鍋で茹でて食べる。これも美味でした。
安くて美味しいのだから、地元の人に人気だというのが、良く分かる。





夕食後は、ホテルのロビーで軽く飲むというので同席させてもらった。
1日打合せと作業だったので、ちょっぴり疲れた。
明日から、お客様が大連に入ってくるので、いよいよ本格的に忙しくなるぞ!