平遥太原旅行 1日目

liyuan2005-06-10


旅行期間:2005年6月10日〜12日 平遥・太原旅行(2泊3日)
旅人 3人


終業後、10分後には着替えて北京西駅に向かうバスの中にいた。
夜行列車に乗って、北京西駅から、一路平遥へ。
11時間強の長旅だ。


夕食を食べる時間も買う時間もなかったので、仕方なく食堂車へ行くことにした。
汽車が動き出したら、食堂車がオープンするというので、発車と同時に行ったのに、1両しかない食堂車はあっという間に満席。ギリギリ座れた。


服務員が一人しかいない上に、開店と同時に満席になったもんだから、おねぇさんはてんやわんや。
かなりイライラしながら注文を取っていた。メニューを折り曲げたら、
「ちょっと折らないでよ。そんなに近寄らなくても聞こえるわ。」
なんていちいち文句言ってる。その様子がおかしかった。


食堂車の料理は、予想を裏切ることなくまずい上に高い。
牛肉と野菜炒めって書いてあるのに、ほとんど牛肉は見当たらないような…というか、ただの野菜炒めじゃん!って感じの料理を少し食べ、そそくさと部屋に退散した。


こんなこともあろうかと、昼食時にメロンパンを購入しておいた。
今年の初めにハルピンへ行った時の列車の旅での教訓がさっそく生きた。
結局、あたしたちは、自分たちの部屋に戻ってからメロンパンとビールを3本も飲ん
だ。
そのくせ、ちっとも酔えずに、腹も満たされないまますることもないので眠ることにした。

寝台列車は、毎回なぜか眠れない。
深夜、駅に停まるごとにしっかりと目が覚めてしまうのだ。
今回の列車は各駅だったのか何度も何度も駅に停まり、その度に目が覚めた。


超寝不足のまま朝を迎え、午前7時過ぎにやっと平遥に到着。
ガイドさんがホームまで迎えに来てくれていた。
駅を一歩出たら、なんだかとても寂れた感じがする町が広がっていた。

高いビルが一つも見当たらない。寂れた田舎町に降り立ったという実感がする。
いよいよ平遥の旅が始まる。