祈りのちから

liyuan2008-05-19


中国は、今日から3日間、地震で犠牲になった人たちの喪に服すことになった。
地震発生から今日で1週間。
地震発生時刻には、全中国の人たちが、3分間黙祷を捧げた。


私の会社が入ってるビルの館内放送でもサイレンを鳴らした。
うちの会社は、みんな社長室のテレビの前で黙祷をした。


サイレンの鳴り響く中、犠牲者のことを思ったら、
涙が溢れた。


今まで、テレビやネットで映像や記事をみても、
こんな感情にはならなかったけれど、
サイレンの音を聞いて、動揺したのかもしれない。


でも、中国全土で人々が同じ時に同じ祈りを捧げたことで、
犠牲者たちがその祈りに導かれ、天に昇っていったような気がした。
なんだかその時間は、そういう穏やかなパワーに中国全体が包まれていた気がする。
なんだか不謹慎だけど、ちょっと不思議な感覚でした。


被災者の方たちが、一日でも早く立ち上がる気力と、
犠牲者の方たちのご冥福を心から祈ってます。


私が出来ること。
祈ることと、少しばかりの募金くらいしかないけれど、
それがほんの少しでも、被災者の方々の役に立てれば…と思います。