除夕…旧暦の大晦日

liyuan2007-02-17


日本は土曜日ですが、中国は明日から春節の大型連休のために、この日は振り替え出勤で通常営業日でした。
しかし、スタッフの大半は休暇を取っており午後からまるで水をうったような静けさ…。


仕事の後、いつもの飲み仲間と天津から遊びに来ていた友人Mと4人で、胡同にある「都江源」という四合院レストランで食事。
お店の中庭で、爆竹をやってくれました。
爆竹を、間近で見たのは、初めて。
かなり迫力満点でした。


北京では、大晦日に年越し蕎麦ならぬ年越し水餃子を食べるようです。
ちゃんとお家で家族みんなで餃子を包むというので、みんなでウチで餃子でもゆでようか…と言ってたのですが、お店で出してくれましたー!



夕方から、北京市内は花火や爆竹がすごくて、日付が変わる頃にピークに。
我が家でカウントダウンの直前まで時間をつぶし、外に出ると、ものすごい花火の音。


戦争でも起こったのかと思うほど。
360度どこを見ても、花火が上がっていて、
まるで何かの映画のワンシーンの中にいるような、非現実的な景色でした。



日本のような芸術的な花火ではないけれど、かなり大きな花火がそこらじゅうから上がっていて、爆竹もあちらこちらで鳴っていて、火薬もそこらじゅうから降り注いでくるし、すごい匂いだし、音と光と火薬の匂いの渦に飲み込まれそうになりました。


あの迫力と、興奮と、感激は、言葉ではうまく伝えられません。



昨年も雲南の大理で花火をたくさんみたけど、ホテルの部屋からだったので、臨場感があんまりなかったのだけど、今回は目の前で打ちあがっていたので、かなりの迫力でした。
とにかく生まれて初めてあんなにたくさんの花火を見ました。


中国人は、給料の1ヶ月半分も花火を買うのに使う人もいるのだそうです。すごい気合の入れようですね。


花火の嵐に、神経がかなり興奮してしまったのか、みんなが帰った後も、友人Mと朝の7時まで語ってしまいました…。