雲南旅行⑤〜麗江編〜

liyuan2006-01-31



最終日。
どうしてもまだ周っていない古城の東南側を歩きたかった。なので、出発をできるだけ遅めのお昼近くに設定してもらった。
そして朝食をとったあと、市場を目指して歩く。


目覚めたばかりの村は、ゆったりとした時間が流れている。
優しい朝陽が村全体を包み込んで、ゆっくり目覚めていく感じ。
この空気感がとても好きだ。
観光客もまだほとんどいない。村人が唯一息抜きできる時間。


でも市場に行くと、たくさんの人が買い物に来ていて、活気に溢れていた。
色とりどりの野菜や果物、肉類、こんにゃくや、しらたき、乾物など、いろんな食材があった。


クネクネといろんな小路を散策。

「玄関に座って朝食を食べる子供」


「白壁とランプの影」


トンパ文字の対聯」


やっぱり観光客が溢れている中心部より、村はずれの方がいい感じです。この3日間で、ほぼ麗江古城をあるきつくした!
ゆっくり歩く時間が取れる古城内のホテルにしてよかった。-
麗江は、ゆったりと散策しないと良さがわからないとつくづく感じる。
ガイドさんが案内してくれるのは、たいてい中心部のお土産物屋が連なる通りで、そこだけならば、他の古城と大差はない。わざわざ雲南まで来たのに…ってがっかりするだけだ。
今回、短い自由時間を利用して、私たちは精力的に歩き回った。
本当によく歩いた旅だった。
ガイドさんにほぼ歩き尽くした言ったら、びっくりしていました。


そして、今回の旅最後の観光地「黒龍潭」へ。
大きな公園で、園内の池の水面に映る玉龍雪山が絶景。


公園の北側にはトンパ文化博物館がある。
時間があったので、見学することにした。
ナシ族の伝統工芸品や、トンパ文字が見られる。
長いヒゲをたくわえたおじいさんが、トンパ文字を教えてくれる教室もあったが、100元で売るといわれたので買わなかった。



広い園内には、湧き水の出てる泉や、寺など色々見所があった。
1時間半ほど散策をして、空港へ向かう。四方を山に囲まれた盆地の畑の真ん中にあるような小さな麗江の空港から、昆明経由で北京へ戻った。