雲南の旅①〜昆明編〜

liyuan2006-01-27


期間:2006年1月27日〜31日
旅人:2人



朝7時50分の飛行機。
お腹が空いたので、空港でハンバーガーをかじる。
意外と美味しい。というか、このハンバーガーを食べておいてよかった。
機内食は最悪でした…(>_<)


昼前に昆明に到着。まずは昼食。
雲南名物「米線:mi xian(みーしぇん)」を頂く。米線とは、少し太めのビーフンのことで、ツルツルとしていてなかなか美味しい。
過橋米線(熱々のスープに具材と米線を入れて頂く)と、汽鍋鶏(蒸気がまわる鍋に烏黒鶏と薬材を入れたスープ)を頂きました。とっても美味。


昼食の後は、昆明の有名な観光地「石林」へ。
昆明は「春城(春の街)」という別称があるほど、1年中温和な気候。
実は、20数年前に、一度昆明に行こうとした機会があった。
しかし、出発当日になり昆明が100年に1度という大雪に見舞われ行けなかった。
北京はこの時期真冬で、灰色の世界ですが、昆明のぬけるような青空と、咲き誇る花々にあぁ、やっと来ることが出来たなぁと感慨深い。20数年越しの昆明旅行です。


石林はカルスト地形による景勝地
大昔は海の底だったところで、ところどころに貝の化石が見られる。
石柱で出来た密林のようなところを、くねくねと歩きながら観光するが、中国お得意の、あの岩は象、とかこの岩は鶏などといろんな形に見えるとガイドさんが説明してくれる。
中国での観光では、想像力が豊かでないとついていけない…。

「小象に見えますか?これは比較的わかりやすいかも。親象は、桂林の象鼻山だそうです。」



あまりにも日差しが強くて、びっくりです。
あわてて入り口で10元で帽子を購入しました…。
サングラスを持ってこなかったことが、悔やまれます。
だって、ダレも紫外線が強いって言ってなかったよぉぉぉ。


2時間近く石林を散策。
昆明市内に戻り、夕食まで時間があるので、旧市街を散策することに。
旧市街は再開発でどんどん壊されていってるそうです。実にもったいないですが、仕方のないことかもしれません。
北京の廟会(春節に開かれる大規模な縁日)のような雰囲気で、たくさんの個人経営の商店が並んでいます。お正月間近なので、対聯や赤い大きな組紐の飾り、金魚や、亀などの縁起物がたくさん売っていました。


夕食は花料理。

「バラの花びらと牛肉の炒め物」 「菊の花のてんぷら」


お味は、こんなもんでしょって感じですかねー。
あんまり美味しい!って感じでは無かったです。


今夜は夜行列車にて大理へ移動する予定。
列車の時間までまだ相当時間が有るので、雲南名物「プーアル茶」を買いにお茶屋さんへ。
ここで私が北京で旅行社に勤めているとわかったガイドさんの態度が急に変わりました…。
そ、そんなに驚かなくてもいいやん(>_<)そして、値引きをしてくれない代わりに、「彼女たちも旅行の仕事をしてるから、安くするか、できないなら、お茶をもう一つつけるとか、なにかしてくれ」と御茶屋さんに言ってくれ、同じお茶をもう一缶頂きました…(要するに、半額で買ったって事です…よね?)


そして、なぜか足裏マッサージを、ただでやってくれました。
しかーし。春節時期でマッサージ師が田舎に帰ってしまったらしく、人手が足りないので、学生でもいいかといわれ、招待されている立場としては、嫌とは言えず…。
結局私の担当は学生さんでした。
って、一生懸命なのはわかるけど、全然ツボ押さえてないしー。下手だよーーーー(>_<)


22時半発の大理行きの列車に無事乗り込む。
3人部屋の高級軟臥です。
下にツインベット(といってもフツーのシングルベットくらいの広さ)があり、上に1人用のベットが着いています。とても狭い!!!
3人部屋はとても珍しいらしく、「鉄ヲタ」の同僚から、写真を撮ってくるよう指令を受けていました。が、なんだかどこを撮ればいいのかさっぱりわからず。
適当にパシャパシャと撮っておきました。てか、写真ボケてた。ごめんちゃい…。


夜行列車では、ほとんど眠れないのですが、朝早かったのと、石林で2時間近く歩いたせいか、いつもよりは眠れた気がする…。
明日は、大理。