フィギュアスケート


優雅な音楽にのって、氷上をしなやかに舞うフィギュアスケート
あんなふうに軽々とジャンプしてみたり、あんなふうに優雅に滑ってみたいと昔から憧れていた。かくいう私は、生まれてこの方一度もスケートをしたことがない。


子供の頃は、比較的暖かい場所で育ち、学生時代をすごした札幌では、雪道で嫌というほど転びまくって、挙句に尾てい骨を強打したため、氷恐怖症なのだ。
だから、余計に憧れるのかもしれない。
あんなふうに氷の上を自由自在に、滑ってみたいと。



さらに、私はフィギュアスケート観賞が好きなくせに、全然ワザを知らない。
解説者のコメントがないとさっぱりなのだ。ダブルアクセルくらいか?
しかし、さっぱりだけど、見て優雅かどうかそれだけでも楽しめる。
だから好き。


そして、特に男子シングルが好きだ。
女子よりも迫力があって、スピード感もある。


昨日、NHK杯を見ていて日本人も手足が長くなったなぁと思った。
トリノオリンピックの男子の枠は1つだけ。し烈な戦いだ。
手足がながく王子様系の高橋大輔。彼のステップは世界トップレベルだという。
そして、昨日優勝した、織田信成。彼は、織田信長の子孫らしい。そういわれてみると、教科書で見た顔に似てるような似てないような…。彼は手足はそんなに長くないけど、しなやかだ。そして、何よりもまだ少年のような心を持っていて、とても初々しい。
昨日の優勝が決まった瞬間の驚いた顔と、その次の瞬間の号泣には、思わず見てるこっちまで笑い泣きをしてしまった。応援したくなる選手だ。


そういえば。
2位になったアメリカのエバン・ライザチェック選手。
彼は、手足が長くそして、何よりもなめらかに滑る。とても美しい。
うっとりとしてしまう。これぞフィギュアの醍醐味だ。

来年のオリンピックがますます楽しみになってきました!