ドラマ『のだめカンタービレ』


原作:『のだめカンタービレ二ノ宮知子講談社) 
脚本:衛藤凛
出演:上野樹里玉木宏瑛太水川あさみ小出恵介竹中直人など
放送期間:2006年10月16日〜12月26日 フジテレビ月9


人気漫画の実写版。
音大生が、クラッシックに真摯に向き合い、成長していく姿を、
コメディタッチで描いたドラマ。
いまだかつてない爆笑青春ラブコメディーということで、かなり面白かった。
ついでに、お正月に放映されたヨーロッパ編もネットでみました。
おかげで、すっかり寝不足です。


ちなみにカンタービレ(cantabile)は、演奏記号で「歌うように」という意味なんだそーです。



音楽って素敵だなぁって思いました。
楽器いろいろかじってたけど、
何一つとしてまともに演奏できない私としては、
本気でやっていれば、自分のいる世界が変わっていたかなぁ?…とチラッと思ってみたりして。
ま、私には才能のかけらもないのですけど。

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玉木宏演じる千秋先輩がとても素敵でした。
クールで超エリートだけど、白目剥いちゃったりするし。
新春SPの指揮者コンクールでは、ライバルの演奏を聞いて焦って自分の音楽を表現できなくなる場面など、人間ぽい部分も垣間見れたり。
魅力的なキャラクターでした。
あと、小出恵介演じる、マスミちゃんがなかなかいい味出してました(笑)


上野樹里演じる、のだめは強烈なキャラクターだったけど、可愛かったなぁ。
演技上手だなぁと思ってみていたのですが、実は、すっかり忘れていたけれど、数年前に見たドラマ「エンジン」で、彼女を見て、この子は絶対伸びると友人に言ってたんですって。
やっぱりいい女優さんになったね。今後が楽しみです。


お互いそれぞれに打ち込めるものがあって、
お互いの才能を認め合って、尊敬しあって、
その上でお互いの存在を必要としているのに、
ギャグ満載で、一筋縄ではいかない
のだめと千秋先輩のそんな恋模様もなかなか面白かったです。



それにしても、これ、原作は漫画なんだそうですが、
ドラマの作りも、漫画をそのまんま実写化したような、
ちょっと珍しいつくりだったので、漫画をみているような感覚で、
サクサクと見れちゃいました。


でもドラマはちゃんと音が聞こえるから、
あぁ、この曲知ってるーとか、こういう音楽だったのかーとか、
思いながら観れたけど、漫画だったら紙面上だけで、
どういう風に音楽を表現しているのかな?
とちょっと原作を読んでみたい気持ちになりました。


のだめカンタービレ公式HP