母校の創立記念式典

liyuan2006-11-04



上海日本人学校の創立20周年記念式典に参列してきました。
実は、私の母校なのです。
そして、20年前の開校式に参加した61名の生徒の一人でした。
なので、感慨もひとしお。


たまたま当時の恩師が、再び上海日本人学校で働いている関係で、連絡を頂き、記念文集に寄稿し、式典にも呼んでもらえました。
というか、式次第を入り口でもらって来賓の名前に当時の講師のM先生の名前を見つけて、会えるのかしら!?ってウキウキしながら、同じく式典に参列すると連絡のあったKちゃんにどこにいるの?と電話したら、来賓控室にいます…とのこと。


へ???来賓???控え室???


おそるおそる来賓受付に行って名乗ると、
「お待ちしておりました。本日はありがとうございます」なんていわれて、
胸に挿す花をわたされ、なんだかやたら丁寧な扱いを受けて控室に案内された…。


控室でよくよく式次第の裏を見たら、来賓のところに卒業生代表で私とKちゃんの名前が!
てか、恩師からはなんだかものすごく気楽に、それも電話で「来れたら来てや〜!」と言われていたので、まさか来賓として招待されているとは露も思わずにいたので、相当びっくり。
とりあえずジャケット着てパールのネックレスをつけてきてよかった…。



そして、当時の講師との再会。
19年ぶり?
先生のお嬢さんはすでに中学3年生なのだそうだ。
当時はまだ結婚もされていなかったのに。
ずっと年賀状のやり取りをしていたのだけど、ここ最近音信不通になってしまっていただけに、とても嬉しい再会だった。


式典では、来賓紹介で名前を呼ばれたり、生徒たちの正面の席に座らされたりして、なんだかとても緊張しました。

「式典第一部は、保護者対象。この時は、脇の席でした」


20年前のVTRを恩師が編集し、それが放映されました。
当時の上海の風景、当時の校舎。猫の額ほどの校庭。
そして、小学生だった弟が踊る姿(笑)
あまりにも懐かしくて、感極まってしまいました。


現・校長の挨拶では、「卒業証書第★号のりーゆえんさんら卒業生の方が3人いらしてくれています」なんて突然言われてびっくり。
ご起立くださいと言われて、まじっすか?と思ったら、小学生低学年の子供たちが次々と起立!!
先生方が慌てて、君達じゃないよ、座ってと座らせていて、なんだかあまりにもかわいくて、思わず和んでしまいました。



子供たちの歌でのお祝いのメッセージには、不覚にも胸にこみ上げてくるモノがありました。
乳歯の抜けた口を大きく開けて、小さな子供たちが元気よく歌っている姿は、あまりにもけな気でかわいらしくて、幸せな気持ちになりました。

「式典第二部は、子供たち対象。正面に座らされ、緊張(^_^;)」


そして。
なんと当時のスクールバスの1号車の運転手さんともご挨拶することが出来ました。
来賓としていらしていました。
あまりにも懐かしくて、言葉が出てこない。
「覚えてますか?」といったら、「太ったね!」だって…。
いやいや、17年ぶりのあいさつがそれですか…(笑)
もう今は退職されているようですが、お元気そうでした。
当時は、石炭ストーブがつかなくて大変だったよね、覚えてるかい?と懐かしそうにお話されていました。
嬉しい嬉しい再会でした。